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近年の五月人形事情について

五月人形の鎧や兜は、小さいサイズのものから大型のものまで、さまざまな種類がありますが、近年、圧倒的に人気となっているのは、一段の「平飾りセット」です。基本飾りは、鎧・兜、弓太刀、飾り台、屏風で、両立幟やかがり火などが、オプションとして加えられます。

また、鎧か兜のどちらを中心飾りにするかはお好みによります。ただ、本式は全身を守ってくれる鎧で、兜は略式、という考え方もあり、長男の五月飾りに適しているのは鎧、という言い伝えもあるようです。たいてい鎧の値段の方が高いですが、最近では、コンパクトなサイズの鎧や、二曲屏風飾りといった、間口を取らない、比較的安価な鎧飾りが人気となっています。

予算も場所もないという人は、10万円以下の安価な兜飾りを、予算はあるけど場所がないという人は、10万~30万円くらいの高級兜飾りや小型鎧飾りを、予算も場所にも余裕がある人は、18万円以上の大型鎧飾りなどをおすすめします。

最近では、名将の甲冑が人気となっています。全国的に最も人気のあるのは、「伊達政宗」です。2番目に人気なのは、大出世した「徳川家康」です。次いで、「上杉謙信」「織田信長」と続きます、特に、地方によって、ご当地の名将は圧倒的に人気が高くなっています。

また、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」の主人公である「直江兼続」の鎧・兜は、かつては、ほとんど売れなかった甲冑だったようですが、今や、どこのお店でも大変人気を集めています。